インプラント

失った歯を補う治療、インプラントとは?

「インプラント」とは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎(あご)の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。天然歯と同様の、健全な咀疇運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります。

インプラントをして、身体に影響はありませんか?

page03_pho03カルシテック・インプラントの表面に使われている材料は、ハイドロキシアパタイトと呼ばれ、顎(あご)の中で積極的に骨と結合しようとする生体活性材料です。他のインプラントシステムと比較しても、さらに生体と馴染みやすく、身体には全く影響はありません。

インプラント手術に痛みは全くありません

page03_pho04手術は局所麻酔下で行いますので、痛みは全くありません。
1次手術でインプラントを骨の中に埋め込みます。
3か月(下あご)4カ月(上あご)で骨と固着したインプラントに上部構造を製作します。
土台や人工の歯のことです。

インプラントの費用は自由診療費となります

インプラント治療には健康保険が適用されませんので、インプラントの手術、インプラント、上部構造もすべて自由診療費となります。

例)1本の歯をインプラントで回復するためには・・・

■インプラントの埋入手術:15万円(税別)
  ⇒手術時に支払い
■土台装着、仮歯装着、型取り、人工歯装着:15~17万円(種類によって小差あり)
  ⇒型取り時に支払い

インプラント治療の返金制度

当医院では、独自の返金制度があります。
インプラントは100パーセント成功するわけではありません。
万全を期して手術を行ってもうまくインプラントが固着しないこともあります。
その時は、私も患者さんも大変残念な思いをするわけですから、
インプラントの費用は返金いたします。

当院のインプラント導入について

imp2失った歯を補うインプラントは、最近新聞、TV、インターネットなどでもとりあげられていますので、みなさんも知っている方が多いのではないでしょうか。日本では昭和60年頃から少しずつ取り入れられ、広まってきましたが、当時の最先端医療でしたから、一般的な治療として普及するまで時間もかかりました。

真鍋歯科医院では、新しもの好きの前院長(真鍋昭一、私の父です)は「歯科医療の革命だ」と熱心に勉強し、いち早く臨床に取り入れました。私は歯学部の学生でしたから大変大きな影響を受け、洗脳されてゆきました(笑)。インプラント治療が普及してきた当初は、歯科界でも賛否両論が巻き起こり、反対派に出る釘は打たれる・・・といった傾向もあり、正直インプラント治療をする歯科医は、少数だったと思います。

父は温厚な人でしたが、治療に関しては大工の棟梁のように頑固で一切妥協しない人でしたので、自分が良いと思った治療法は信念を持って続けていました。そうした父の背中を見ながら歯科医の道を歩んできた私は、当然卒業当初から、インプラントのスタディーグループに入り、講習を受け、講演会にも参加してきました。

あれから20年以上の歳月を経て、インプラントは皆さんに理解され、受け入れられてきましたが、それはインプラント治療という方法が従来の歯科治療だけでは得られなかった快適性や利便性を備えていたから。信念を持ってインプラント治療に携わってきたことは当院の誇りです。